手作りフォトフレーム 作り方① 裏面
手づくりフォトフレームの材料としてshopで販売している
『カット済み厚紙台紙』を使ったフォトフレームの作り方裏面編を紹介します。
初期フォトフレームの作り方(若干違う作り方ですが参考になると思います。)
カット済みの厚紙台紙です。裏面が粘着シートになっているので工作用途としても使えます。透明塩ビカバーが付きます。
背板部分とコの字型を木工ボンドで張り合わせます。
背板の四方に巾15mmののりしろを足した布を両面テープで背板に貼り合わせます。
上記画像の様に布の角をのりしろ 7mm残して斜めにカットします。
写真の取り出し口の三角の部分はのりしろ 7mmを残し2辺をカットします。
上記画像の様に谷に向かって布に切れ込みを入れます。
4辺の布を木工ボンド或いは両面テープで張り合わせます。(取り出し口側は両面テープ不可)
角っこの始末は以下2通りのやり方以外にも、布の厚さや手の動きでやり易い方法で、布を内側に仕まい込めればれば良いでしょう。
角っこの始末① 布で角が筒状になる様に左右を貼り合わせます。
筒の部分に爪楊枝などで木工ボンドを塗布し、手前に折り曲げます。
なるべくペタンコになるように仕上げます。
角っこの始末② 片側の布を貼り合わせる時に もう片側ののりしろに重なる部分を深めに折り 木工ボンドで貼り合わせます。
もう片方ののりしろは 台紙に合わせてきちんと折り 木工ボンドで貼り合わせます。
コの字台紙との段差は厚み部分にもボンドを塗り きっちり貼り合わせます。
取り出し口の鈍角部分もボンドを塗って内側に仕まい込みます。
挿入物の写真などはスライドして出し入れするので 引っ掛からないように 貼り残しやデコボコがないよう仕上げます。
私の作業工程では アイロンを軽く当てながらしますのでとてもキレイに仕上がっていますが、アイロンがボンドでコテコテに汚れますのでお勧めして良いのかどうか迷うところです。。
紐を通すパーツです。色々試行錯誤した結果こんな形に落ち着きました。
30mm巾の正方形の紙(ケント紙や名刺、ハガキ程度の厚さのもの)と
45mm巾の正方形の布を それぞれ3枚用意します。
紙の片面に木工ボンドを一面に薄く塗り、布の中心に斜め向きに重ねて貼り付けます。
もう片面にも木工ボンドを一面に薄く塗り4つ角の布をペタペタ貼りつけます。
紙の角に出っ張った布はボンドを足して手前にしまい込んで整えます。
紐を通す穴は、千枚通しや 一穴パンチを使って穴をあけます。
紐を通す穴は、パーツ1枚は穴2つ、2枚は1つづつ開けます。
フォトフレームを飾る時に絵柄の関係で横向きだけとか縦向きだけと決まっている場合の紐通しパーツは 2枚だけで大丈夫です。
画像の様に穴の向きと配置に気を付けて 貼り付ける位置を決め印を付けておきます。(自然に消えるチャコペンが便利です。)
パーツの赤で囲った部分の裏に木工ボンドを付け定めた位置に貼り付けます。穴の向きに注意しましょう。
木工ボンドをが乾くまで重し(本など)をおいておきます。
ここまで仕上げた後、表面のフレーム枠と貼り合わせます。
表面フレーム枠の作り方はコチラ。
https://choppy.ocnk.net/page/11
画像は別の作品になりますが、こんな感じで紐を通します。
他にも紐を通すパーツは色々あると思いますが、面倒でも2点から紐を支えるのが適していると思います。
輪っかにした紐を中央1点で掛けた場合、重心が合ってないとフォトフレームが傾く事になります。手作りで何か飾りを付け足した場合はそうなりがちですので。