手作りフォトフレームの作り方
夏休みの工作に向いてるのかなぁ~て思いつつ・・・
手作りフォトフレームの作り方って色々ありますよね。私も沢山作ってきましたが色々工夫を重ねながら何となく今の方法に落ち着いています。もちろん私のフォトフレームは商品として販売しているので完成度を求めます。ここでご紹介する私流のフォトフレームの作り方はミシンやアイロンを使いますので、お子さまの夏休みの工作にはどうかなって思ったりもします。それでも皆さまが皆さま流に工夫して作ってみれば、また面白いものが出来上がるかもしれませんね。今回は作り易いように生地の貼り合わせに両面テープを使ってみました。私が実際に使うのは太幅アイロン接着テープと言うものでこれでガチッと接着しています。両面テープでも以外にイイ感じですね。生地を貼った後、アイロン中温で軽く当てると粘着が柔らかくなって固まるようで しっかり貼り合わせができました。
先ずは、外枠の作り方から。少し画像が多過ぎたかな。
《材料》 厚紙(2mm厚) 綿生地 キルト綿 両面テープ ボンド つま楊枝 アイロン
その1.外 枠
1.厚紙を切る。これは正方形のサイズです。 大きさは(外寸)お好きに変えて下さいね。
窓のサイズの 内枠(コの字型)は写真より5mm程余裕を持たせます。
外枠(ロの字型)は少し小さめにして 内枠に被せると写真がうまく納まります。
2.枠に合せて生地を裁断。折り返し部分は3~4cm程。後の工程で余分なはみ出しは切って下さい。
3.中表で重ね内枠に合せて印を付ける。 画像34 で説明してますが、
内枠は左右の中心から少しどちらかに寄せて印を付けます。
画像34を見る
4.印どおりにミシンをかける。
コーナーに角があるとシワが出来るので、ミシン3目程は手回しで斜めに縫い角をなくす。
5.印から2~3mm内側を切りぬく。
6.コーナー2箇所切れ込みを入れる。 切れ込みを入れると表に返した時にキレイなコーナーができます。
7.切れ込み1mm程
8.内側を返して表を出す。アイロンを当てながら返します。
9.アイロンで形を整えます。
10.表もキレイにアイロンを当てる。特にコーナーのシワは延ばしておきます。
11.両面テープを4辺に貼って、布をかぶせる。
12.コーナーで位置を合わせる。縫い目は引き過ぎない様に厚み部分に納める。
13.辺の真ん中から両面テープに貼っていく。
14.コーナーを引き過ぎると表にシワが出やすくなる。けれど・・・
15.外側を貼る時にピーンと引っ張るので縫い目が外側に出てこない様に調整します。
16.表の生地を一旦たたんで、
17.縫いしろをつま楊枝などで立ち上げておく。(表側に寄せる)
18.枠と同じ大きさに切ったキルト綿をかぶせる。
19.生地を広げて縦横引っ張って馴染ませる。コーナーはどの程度引っ張ればシワが消えるか見当を付ける。
20.生地の角を台紙の角から2mm程外側を斜めに切る。
21.コーナー部分を引っ張りながら両面テープに貼る。
22.もう片辺も同じように引っ張りながら貼り付ける。
23.タテにも引っ張りシワを無くす。
24.こんな感じで引っ張りながら立ち上げて、
25.手前に倒しながら、
26.貼りあわせていきます。
27.ボンドを生地の角に付ける
28.折りたたむようにしてうら側に納める。
29.こんな感じ
30.両面テープから外れた部分もボンドで貼っておく。
31.フレームの中で写真が引っ掛かからない様に、ホツレ糸や生地のハシもボンドで固めておくとよい。
32.内枠を置いてみて、
33.赤丸部分のように生地がはみ出ているところはきっちり止めておきましょう。
34.背板を置いてみると、三角に切りぬいた部分は枠のウラ側が見えますね。
キレイに見せる為には生地の裁断で1辺は長めにとり、ミシンをかける窓枠は中心からずらして位置決めしましょう。
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35. 窓枠が完成しました。